ワキの黒ずみの原因と予防策を解説！黒ずみケアの方法も紹介

薄着の季節になると気になるのがワキの黒ずみですが、黒ずみの効果的な解消方法を知りたい女性は、多いのではないでしょうか。

今回はワキの黒ずみの解消法から原因や対策を、一通り解説します。

現在ワキの黒ずみで悩む方も、今後黒ずみ対策をしたい方も参考にしてください。

ワキに黒ずみができる原因3つ

ワキの黒ずみは、肌と毛穴になんらかの問題があるため起こります。

黒ずみの主な原因は以上の3つとなります。

効果的な対策には原因別の方法が必要になってくるので、順番にひとつずつ解説いたします。

乾燥や自己処理の摩擦による黒ずみ（色素沈着）

ワキの黒ずみで最も多いのは色素沈着です。

自己処理時のカミソリの当てすぎや、衣類や下着のこすれなど肌に与えられる摩擦や刺激によってメラニン色素が生成され、黒い色素が肌に染み込みワキが黒ずみます。

根本的に対処するには、自己処理の方法を変えたり、回数を減らす必要があります。

肌が乾燥していると摩擦も起こりやすく、色素沈着もしやすくなるため、乾燥しないように毎日の保湿ケアも大切です。

毛穴の汚れによる黒ずみ

ワキの黒ずみの2つ目の原因は毛穴の汚れです。

全身の中でもワキは汗をかきやすく、角質や皮脂のような汚れが毎日たまっていきます。

制汗剤スプレーやボディーパウダーなども、毛穴に詰まってしまい汚れの原因になります。

汗を拭くときも、強くこすったりしないようにしましょう。

ワキは年間を通して蒸れやすく、汚れがたまってしまうとニオイや炎症の原因にもなるので、毎日手入れが必要です。

間違ったワキ毛処理による埋没毛の黒ずみ

ワキにボツボツした黒ずみが目立つ場合は、埋没毛が原因です。

埋没毛とは皮膚の中に埋もれて外へ出て来れなくなった毛のことを言います。

毛抜きで脇毛を1本1本抜いたり、カミソリを肌に押し当ててシェービングするなどの自己処理は、埋没毛の原因になるので注意が要ります。

ワキの黒ずみを解消する方法5つ

ワキの黒ずみを自宅で手軽に解消する方法を紹介します。

ワキの黒ずみの解消には、脱毛と併行して自宅でできるケアアイテムを使用すると良いでしょう。

黒ずみの解消に一番有効な方法は脱毛ですが、脱毛完了には時間かかるため、短期間で黒ずみを解消としたい人は以下を参考にしてください。

セルフケアアイテム	料金相場※	効果実感まで	使用方法
黒ずみ専用クリーム	1,000円～2,000円 （毎日使用）	1か月	ワキに塗る
黒ずみ専用の石鹸	1,000円～2,000円 （毎日使用）	1.5ヵ月	泡立てたものを塗り洗い流す
重曹パック	100円以下 （週1使用）	2ヵ月	重曹と水を混ぜたものをパックする
ピーリングやスクラブ	1,000円～2,000円 （週1使用）	2ヵ月	10秒ほどマッサージする

※1ヵ月使用した場合の料金相場

ワキの皮膚は薄いので肌への負担が少なく黒ずみへアプローチできる方法が望ましいです。

ケアアイテムの中では、効果の高さや刺激の少なさ、手軽さなどのバランスが良い黒ずみ専用クリームがおすすめです。

上記の表で紹介したケアアイテムについて、順番に解説します。

黒ずみ専用のクリームで保湿する

自宅でワキの黒ずみを解消する方法としてオススメなのが、ワキの黒ずみ専用のクリームです。

黒ずみに特化した成分が配合されています。

ワキのみの使用なら一個で3ヶ月ほど使用できる商品が多く費用も手軽なので、お金をかけずに黒ずみ対策をしたい人に向いています。

毎日のスキンケアの他、乾燥が気になるときの黒ずみ対策にも使えます。

使用のタイミングは、乾燥しやすいお風呂上りが最適です。

デリケートゾーンにも使えるイビサクリーム

黒ずみケア用クリームで、おすすめのひとつがイビサクリームです。

デリケートゾーンの黒ずみ対策として売り出されている商品ですが、ワキやヒジやヒザなど全身の黒ずみ対策としても使用できます。

通常価格が7,700円ですが、定期コースでの購入ですと最大30％OFFの4,900円で購入できます。

全身の黒ずみ対策もしたい人に、イビサクリームはおすすめです。

イビザクリームの公式サイト

保湿効果と黒ずみ解消効果をそなえたアットベリー

アットベリーは黒ずみ解消の効果だけでなく保湿効果もあるので、黒ずみ対策の中でおすすめです。

アットベリーは通常価格が1個6,500円ですが、定期購入で、初回限定2,980円で購入ができます。

1個あたり60gが入っているので、ワキだけでなく肘や膝にも使えます。

6つの保湿成分が配合されているので、自己処理後の保湿ケアアイテムとしても向いています。

アットベリーの公式サイト

黒ずみ専用の石鹸で洗う

黒ずみ専用の石けんはピーリング作用があるので、皮膚にたまった角質を浮かせて落とします。

ピーリングジェルやスクラブと比べて直接肌を摩擦しないのもポイントです。

普通の石けんよりも洗浄力はやや弱いですが、肌に必要な油分を落とさないので乾燥が防げます。

黒ずみ専用の石けんの洗い方は、泡立ててから脇に乗せ、2分～3分泡パックしてから洗い流すと効果的です。

また黒ずみ専用の石けんは低刺激なものが多いため、デリケートゾーン向けの商品も多く出回っています。

VIOの黒ずみも気になる人は、是非検討してください。

重曹でパックする

重曹と水を使い、ワキの黒ずみを解消する方法もあります。

重曹での黒ずみケアは、特に毛穴汚れが原因でうっすら黒くなっているワキには効果的です。

注意点は、重曹は洗浄力が強力であること。

研磨剤として油汚れや水あかを落とす用途にも使われる重曹は、ワキに頻繁に塗ると皮膚がダメージを受けてしまうため、多くても週に1回程度にしましょう。

ピーリングやスクラブでマッサージ

ピーリングやスクラブでワキをマッサージするのも、黒ずみの解消に効果的です。

やり方は10円玉くらいの量を手に取って、クルクルと円を描くようにすり込みます。

10秒ほどマッサージしたらシャワーで洗い流します。

ただピーリングやスクラブは肌への負担が大きいので、度を超すと黒ずみの治りを遅くします。

市販のものの中には肌表面を溶かす酸が含まれているものがあり、乾燥している肌にはオススメできません。

自宅での解消方法を全て試しても脇の黒ずみが解消されない場合は、美容皮膚科で専門医に診てもらいましょう。

美容皮膚科では、ハイドロキノンやトレチノインといった成分入りの塗り薬や、ピーリング、レーザー治療がメインになります。

治療法	料金	効果実感まで	特徴
塗り薬	5,000円～	3ヵ月～ （30g）	クリーム
ケミカルピーリング	4,000円～	2.5カ月～ （5回）	ピーリング剤
レーザートーニング （ホワイトニング）	10,000円～	2カ月～ （4回）	レーザー治療

（※）塗り薬以外は、2週間に1回の通院として換算

ケアアイテムで手入れするよりも効果の即効性が高く、短期間での効果も期待できます。

医療保険は適用されず、費用は自己負担になるので、おおよそ15,000円～40,000円程度は見積もっておきましょう。

黒ずみが取れた後でも、再度自己処理を続けると再び黒ずんでしまう可能性もあります。

黒ずみ除去を繰り返すのであれば、医療脱毛クリニックで脇毛を脱毛する方法をおすすめします。

サロンやクリニックで脱毛する

根本的にワキの黒ずみを解消する方法は、脱毛して自己処理の必要をなくすことです。

特に医療脱毛に使用されるレーザーの中には、美容皮膚科で顔のシミ取りなどに使われるレーザーと同じものを使用している機械もあります。

今後の自己処理による黒ずみを避けるだけでなく、色素沈着を改善する効果も期待できます。

レジーナクリニックのワキ脱毛で黒ずみ対策

ワキ脱毛におすすめなのが、レジーナクリニックです。

おすすめする理由はジェントルレーズという、シミ取りにも使われる脱毛機を使用しているためです。

脱毛サロンに通うよりも少ない回数で脱毛でき、個人差はありますが最短8ヶ月でワキ毛脱毛を完了できます。

レーザーの効果で肌の明るさがワントーンアップし、脱毛と同時に黒ずみの解消も期待できます。

レジーナクリニックのワキ脱毛は5回13,200円と比較的お手頃な点も魅力です。

カウンセリングは無料なので、ワキの黒ずみに悩んでいる人は相談してみましょう。

レジーナクリニックの公式サイト

ワキ脱毛が100円のミュゼで手軽に黒ずみ対策

医療脱毛クリニックに行きたくても近所にない人は、全国に180店舗以上展開している脱毛サロンのミュゼがおすすめです。

ミュゼは脇＋Vライン脱毛の5年間通い放題がたったの100円で受けられます。

ミュゼの公式サイトはこちら

とはいえ医療脱毛クリニックと比べると、脱毛サロンは脱毛機の種類が異なるため、脱毛完了までには多くの回数が必要です。

自己処理不要までに時間がかかるので、短期間で黒ずみを解消したい人には不向きです。

自宅でできるワキの黒ずみ対策方法4つ

ワキの黒ずみを解消するためには、脱毛で自己処理を減らしたり、ケアアイテムを使う方法がありますが、あらかじめワキが黒ずまないようにするには、どんな対策があるでしょうか。

ワキが黒ずまないようにするための生活習慣や毎日のケアが重要なため、以下を参考にしてください。

• 　クリームや美容液でこまめに保湿する
• 　毎日のバスタイムでしっかり洗う
• 　正しい方法でワキ毛処理する
• 　睡眠や食事といった生活習慣を整える

クリームや美容液でこまめに保湿する

ワキの黒ずみ対策で大切なのはこまめな保湿です。

保湿して肌の水分量が増えることで新しい肌に生まれ変わりやすくなり、黒ずんだ古い肌層もはがれ落ちていきます。

自己処理をしたあと保湿を意識して、肌がベタつくくらいクリームを塗りましょう。

先ほどご紹介した黒ずみ専用クリームのアットべリーなら、黒ずみ解消と保湿が同時にできるのでおすすめです。

どの保湿アイテムにしようか迷っている方は、アットベリーを検討してください。

毎日のバスタイムでしっかり洗う

毎日しっかりワキを洗うことも黒ずみの対策になります。

石けんまたはボディソープをふわふわに泡立てて、泡で脇全体を包み込むように洗いましょう。

スポンジやタオルなどで擦って洗うと逆効果なので注意してください。

毛穴の汚れを放っておくと、毛穴にバイ菌が入って毛嚢炎になることもあります。

正しい方法でワキ毛処理する

毛抜きや力を入れたシェービングなど、間違った方法で脇毛処理をしていると埋没毛の原因になります。

電気シェーバーなど肌への刺激が少ないものを使ってシェービングしてください。

自己処理のペースも毎日ではなく2日以上空けるのがおすすめです。

睡眠や食事といった生活習慣を整える

ワキの黒ずみ対策には普段の生活習慣を見直すことも大切です。

• 睡眠…22時～2時は眠る
• 食事…野菜とフルーツを多めにとる

肌のゴールデンタイムと言われる22時～2時は、細胞の修復がいちばん活発になる時間帯です。

この時間帯にきちんと眠ることで、黒ずんだワキの肌表面も生まれ変わりが早まります。

肌に透明感をもたらしてくれるビタミンの摂取もワキの黒ずみ予防に大切です。

レモン、ニンジン、ほうれん草といったカラフルな野菜や果物を意識して食べましょう。

ワキの黒ずみに関する質問まとめ

ワキの黒ずみに関する疑問について、お答えいたします。

黒ずみについて知っておけば、対策をしやすくなるので是非参考にしてください。

脱毛でワキが黒ずみますか？

フラッシュ脱毛でもレーザー脱毛でも、脱毛が原因でワキに黒ずみができることはありません。

照射自体は熱を伴うので肌が赤くなることはありますが、すぐに冷やして保湿すれば問題ありません。

脱毛サロンや脱毛クリニックでは、照射のあとはしっかり冷やしてケアを行いますので、安心してスタッフさんにお任せしましょう。

妊娠したらワキの黒ずみが濃くなりました

女性は妊娠するとワキが黒っぽくなることもあります。

ホルモンバランスの変化によって、身体が下記のような守りの体制に入るからです。

• 紫外線から肌を守ろうとするためメラニン色素が増える
• 新陳代謝が抑えられるため肌のターンオーバーが遅くなる

もともとワキはメラニン色素が多い部分なので、妊娠すると黒ずみが目立つようになります。

一過性のもののため、出産後体が落ち着いたら黒ずみもおさまります。

ワキ専用のファンデーションは効果ありますか？

ワキの黒ずみを今すぐに隠したい場合は、専用のファンデーションを使うのもひとつです。

見た目や使い方は顔に塗るファンデーションと変わりませんが、汗や皮脂でも落ちない成分を含んでいるのがポイントです。

液状やクリーム状の商品が多いので、凹凸のあるワキにも塗りやすいです。

ただし毛穴に非常に詰まりやすいので気をつけてください。

毎日くり返し使っていると、黒ずみの悪化に繋がりますので、使ったあとはクレンジングオイルできちんと落としましょう。

最後に自宅で出来るワキの黒ずみの解消方法をおさらいしておきましょう。

ケアアイテムの種類	黒ずみ専用クリーム	黒ずみ専用石けん	重曹のパック	ピーリングやスクラブ
料金相場	1,000円～2,000円	1,000円～2,000円	100円以下	1,000円～2,000円
効果実感	1ヵ月～	1.5ヵ月～	2ヵ月～	2ヵ月～
肌ダメージ	少ない	少ない	あり	あり

ワキの黒ずみを解消していくには日々のケアが必須です。

自分に合った方法でキレイなワキを手に入れて、おしゃれを楽しみましょう。
※本記事で紹介した医療脱毛施術は、自由診療のため公的医療保険制度の適用対象外です。ご認識したうえでお申し込みください。