カミソリで剃った後、ニキビのようなできものができたり、赤みが出てかゆみがでるなど、ムダ毛の処理後の肌トラブルに悩まされる人も多いのではないでしょうか。
今回は自己処理のカミソリ負けの対処方法を症状別で紹介しますので、カミソリ負けに悩んでいる人は参考にして下さい。
カミソリ負けの原因4つ
カミソリ負けをしてしまう主な原因は、使っているカミソリか自己処理の方法に問題のある場合がほとんどです。
以下4つに当てはまる場合は、カミソリ負けのリスクが高くなります。
- 同じカミソリを3か月以上使用
- お風呂場などの湿気が多い場所にカミソリを置いている
- 毎日同じところを剃っている
- 剃った後に保湿ケアをしていない
大前提としてカミソリ負けの症状を悪化させないためには、カミソリをキレイな状態に保ち、正しい自己処理をすることが大切です。
カミソリ負けの解決方法4つ
カミソリによる肌トラブルは、主に以下の4つです。当てはまるものを選んで対処方法を見てみましょう。
- 鳥肌のようなブツブツができる
- 湿疹のような赤みやかゆみが出る
- 白ニキビのようなポツポツができる
- ヒリヒリとした痛みを感じる
文字で見るだけでも痛々しさを感じますね。どれも症状に合わせて正しくケアをすればほぼ解消できます。
症状別で順番に詳しく説明していくので「もうカミソリ負けで泣きたくない!」という方は要チェックです!
カミソリ負けの症状は似ていても『どれくらい重症なのか』は大きく変わります。
たとえば白いポツポツは、鳥肌のようなブツブツとは違い毛穴の中に菌が繁殖しているのでかなり危険。
また赤みやかゆみがずっと続くと、悪化して痛みも出るようになります。
あらかじめ今あるカミソリ負けがどんな状態なのか、改めて確認してみましょう。
参照元:脱毛後の炎症やかゆみの原因|毛嚢炎やブツブツを治す方法と正しい肌ケア
鳥肌状のものができた場合自己処理をやめて保湿する
鳥肌のように、毛穴が浮き出たようなブツブツ肌になったら、しばらく自己処理はおやすみしてひたすら保湿しましょう。
ブツブツになる原因は、カミソリを使った自己処理で肌が乾燥し、毛穴が開いたままになっているためです。
ニベアやユースキン、ワセリンなどスキンケアクリームでしっかり保湿しましょう。
スキンケアは保湿効果の高いアットベリーがオススメ
自己処理後にオススメの保湿クリーム『アットベリー』は、カミソリ負けのケアにピッタリの商品です。
アルコール・パラベン・石油系界面活性剤など余計なものは一切いれず、自己処理後の肌を優しく保湿します。
カミソリ負け原因の乾燥や自己処理後のケアにオススメなので、ぜひチェックして下さいね。
アットベリーの公式サイト湿疹による赤みやかゆみがある場合は保冷剤やタオルで冷やす
湿疹で肌が赤くなってしまった場合は、保冷剤や冷やしたタオルを当ててください。
かゆみが出ているときは炎症で熱を持っている状態です。ほとんどの場合は冷やすとすぐに落ち着きます。
我慢できないからといって掻くと、かゆみが悪化するだけでなく傷跡までついてしまい肌がボロボロになるので、すぐに冷やしましょう。
症状を繰り返さないために、刺激の少ない保湿剤(ノンアルコール・無添加のものなど)を塗って、乾燥を防ぐことも大切です。
発疹や赤みが出やすいVラインにはイビサクリーム
Vラインは特にカミソリ負けしやすく、赤いポツポツが出やすい箇所ではないでしょうか。
そんなデリケートゾーンの保湿剤としてオススメなのがイビサクリームです。
VIOの黒ずみ対策クリームなのですが、しっかり保湿することで黒ずみを改善させるというクリームなので、デリケートゾーンの保湿クリームとしても使用できます。
抗炎症作用のあるトラネキサム酸や、ダメージから肌を守るグリチルリチン酸など、肌に優しい保湿成分が配合されています。
通常価格1本7,700円のところ、公式サイトなら1本あたり5,390円とお安く購入できますので、チェックしてみて下さいね!
イビザクリームの公式サイト白ニキビ状のできもの(毛嚢炎)の場合は清潔にして薬を塗る
カミソリを使った後、白いニキビのような粒(毛嚢炎)ができたら肌を清潔に保ち、薬を塗りましょう。
洗う時は、殺菌効果がある消毒液入りの液体せっけんの使用をおすすめします。
ゴシゴシ擦りすぎるのは肌荒れのリスクを高めてしまうので、なでるように洗いましょう。
毛嚢炎に効果がある薬を塗ることも、ポイントの一つです。
- 炎症を起こしていない毛嚢炎:ステロイドが入っていない市販薬
- 炎症を起こした毛嚢炎:ステロイド入りの市販薬
- 痛みやかゆみがある毛嚢炎:皮膚科の処方薬(ステロイド入り)
以下で詳しく紹介していくので、毛嚢炎で悩んでいる方は必見です。
炎症がない毛嚢炎・敏感肌には非ステロイド市販薬を塗布
炎症を起こしていない毛嚢炎や敏感肌の方は、以下の非ステロイド薬を選ぶといいでしょう。
- オロナイン
- ドルマイシン軟膏
- テラマイシン軟膏
オロナインは、炎症を抑えてくれる薬です。殺菌・抗菌効果で、毛嚢炎の症状を鎮静します。
「初めて毛嚢炎ができてどの薬を使えばいいかわからない!」と迷った方におすすめです。
炎症を起こした毛嚢炎にはステロイド市販薬を塗布
炎症を起こしている毛嚢炎には、以下のような抗菌薬の含まれたステロイドが効果的です。
- フルコートf軟膏
- ベトネベートN軟膏AS
- テラ・コートリル軟膏a
炎症をおさえる効果に加えて殺菌力も強いので、ステロイドが入っていない薬よりも治りが早いです。ただその反面、肌の免疫力がダウンするというデメリットもあります。
早く治したいからといって、必要以上に使うと逆に菌が繁殖しやすくなります。症状が悪化してからでは遅いので、必ず容量・用法を守って使ってくださいね。
痛みやかゆみがある毛嚢炎の場合は皮膚科で処方薬をもらう
悪化して痛みやかゆみを感じるようになった毛嚢炎は、以下の皮膚科でもらえる薬が効果的です。
- ゲンタシンなどの抗生物質
- リンデロンVGなどの抗生物質が入ったステロイド
皮膚科でもらえる薬には、ほとんどステロイドが入っているので、市販の薬よりも抗炎症効果の高さが特徴です。
「市販薬を使っても症状がよくならない」という方は、皮膚科で処方してもらいましょう。
ヒリヒリする痛みがある場合皮膚科に受診!市販薬で早急な措置も有効
ヒリヒリとした痛みが出た場合は、ガマンせず皮膚科を受診しましょう。
痛みを感じるのはかゆみや赤みが悪化している証拠なので、自分で治そうとするとかなり時間がかかってしまいます。
どうしても「忙しくて行くヒマがない・・・」なんてときは、市販のフルコートf軟膏で様子を見てください。
カミソリ負けを防ぐ方法2つ
カミソリ負けの対策について、詳しく説明していきます。
カミソリは1か月に2回交換する
カミソリは、1か月に2回は交換して清潔に保ちましょう。何か月も繰り返し使ったカミソリには、見えない菌がたくさんついています。
汚れたカミソリを使用すると、毛穴や小さな傷の中に菌が入り込み、炎症などのトラブルを引き起こしやすくなるので注意しましょう。
湿度が高いお風呂場ににカミソリを放置すると、刃がサビたり菌が繁殖しやすくなるので、使った後はしっかり水分をふき取って湿気がないところで保管して下さい。
正しい自己処理を心がける
以下の正しい手順で自己処理をすれば、カミソリ負けのリスクをぐっとおさえられます!
- シェービングクリームを使って剃る
- 毛の流れに沿って剃る(逆剃りは仕上げの1回のみ!)
- 乾燥を防ぐために保湿する
剃った翌日は肌が弱っている状態なので、シェービングをお休みするのが無難です。露出が高い夏は少し大変ですが、薄手の長袖を着るなどして対策するようにしましょう。
カミソリでの自己処理方法は、どの部位でもほとんど同じです。
自己処理後の乾燥した肌をそのまま放置していると、赤いポツポツが出来てしまったり、埋没毛ができやすくなったり、様々な肌トラブルが起きやすくなります。
ムダ毛処理後の肌トラブル軽減にオススメの薬用ジェルがストレミラインです。
ストレミラインにはナノセラミドやヒアルロン酸などの高濃度の保湿成分や、整肌成分がたっぷりと含まれています。ローションタイプではなくジェルタイプなので、保湿力も高くなっています。
今なら公式サイトなら1本2,970円で購入できる割引キャンペーン中なので是非チェックしてみてくださいね。
ストレミラインの公式サイトカミソリ負けに関する質問まとめ
カミソリ負けに関するトラブルの疑問についてお答えしていきます。
ストレスはカミソリ負けと関係ありますか?
一見関係さなさそうですが、実は深い関係があります。
ストレスを感じると、自律神経の乱れや免疫力の低下により、肌も傷つきやすく敏感です。
女性の場合は、男性ホルモンが分泌され、ニキビが出来やすくなったり皮脂が増えたり、肌トラブルも起きやすくなります。
普段よりストレスが溜まっていると感じる時はなるべく自己処理を避けるのがベストです。
どうしても自己処理する場合は、肌トラブルを防ぐために保湿ケアをしっかり行いましょう。
電気シェーバーで剃ればカミソリ負けしないのは本当ですか?
電気シェーバーは、肌に刃が触れないようにできているため、カミソリよりはダメージが少ないです。
しかし使い方次第では、カミソリ負けをすることがあります。「しっかりムダ毛を剃りたい!」と、肌に強く押し付けると炎症を起こしてしまうので注意しましょう。
電気シェーバーを使う時も、優しく肌に添えるくらいの力で剃るようにして下さい。
カミソリ負けして膿んだ時の対処方法は?
膿は小さな傷口や毛穴から、菌が入ってしまった証拠です。症状が悪化すると手術で膿を出さなければならなくなり、肌へのダメージも大きくなります。
カミソリ負けが悪化して肌が膿んでしまったら、必ず皮膚科で診てもらいましょう。
カミソリ負けを甘く見ない!根本的に防ぐなら脱毛がおすすめ
最後にカミソリ負けの対処方法をおさらいしていきましょう。
- 【ブツブツ・黒ずみ】の場合:自己処理をやめて保湿する
- 【白いブツブツ(毛嚢炎)】の場合:消毒液が入った石鹸で洗い、薬を塗る
- 【ヒリヒリした痛み】の場合:皮膚科を受診する(難しい場合はフルコートf軟膏を塗って様子を見る)
カミソリ負けは「どうせすぐ治るだろう」と甘く見てしまいがちです。
しかし症状が悪化すると、炎症がひどくなり、肌がボロボロになります。キレイな肌を目指すために、自己処理にも十分気を付けるようにしましょう。